こんにちは!mikaです。
この記事では、初心者の方でもわかりやすくマーケティングの基礎について解説していきます。
マーケティングという言葉を聞いたことがありますか?
これは、「はい」と答える人が多いと思います。
では、マーケティングという言葉の意味を教えてください。
と聞かれたらどうでしょう。
パッと答えられる人は意外と少ないのではないでしょうか。
ここを掴んでいないと、どんなに良いノウハウやテクニックを学んでも、その努力と時間を間違った方向へ使っている可能性があります。
かんたんにわかりやすく解説していきますので、ここをまずは理解していきましょう!
※初心者向けにかんたんな表現をしています。
すでに知識がある方や詳しい方は物足りないと感じると思いますので、ご注意ください。
マーケティングとは
マーケティングとは、商品設計から販売までのトータルプロセスのことです。
すごくかんたんにまとめると
「営業をしなくても自然と売れる方法」となります。
しかしこれは、人によって若干、表現が異なります。
例えば、マーケティングの第一人者、フィリップ・コトラーは
「ニーズに応えて、利益を上げること」
そして、経営の神様と言われている、ピーター・ドラッカーは
「販売を、不要にすること」
このようにそれぞれ言っています。
ただ、表現が違うだけで、伝えたいことの本質は同じです。
ここでは
「営業をしなくても自然と売れる方法」
ということで覚えておきましょう。
誤解している人も多いのですが、集客をするだけがマーケティングではありません。
商品設計から販売までのトータルプロセスがマーケティングです。
そして実は、世の中の90%以上はこのマーケティングでできています。
つまり、このマーケティングを学ぶことが、ビジネスに強くなるということに直結しますので、しっかり押さえておきましょう。
マーケティングのゴールとは
「営業活動をゼロにすること」がマーケティングのゴールです。
つまり、集客と売上の悩みから解放されるということなんです。
営業をしたことがある人なら、痛いほど分かると思いますがノルマに追われる日々は本当に辛いものです。
・上司からつめられる時間が苦痛
・上司への報告が辛い
・達成している同僚と比べてしまい、苦しくなる
・頑張ってるのに、結果が出ない悔しさ
・焦って売り込みをして、相手に嫌われてしまう
それぞれあると思いますが、この悩みは結局「集客と売上」からきているものですよね。
マーケティングをうまくできるようになると、相手に嫌われるような売り込みをしたり、辛い営業をしなくても、自然と売れていきます。
そうすることで、集客と売上の悩みから解放される。
そしてその先にある未来は
「営業活動をしなくても売上が安定する」
ということです。
3C分析:これだけ覚えておこう!
3C分析とは、「市場・顧客」「競合」「自社」この3つを分析することです。
Customer(市場・顧客)
Competitor(競合)
Company(自社)
この3つの「C」をとって3C分析(スリーシーぶんせき)といいます。
この分析をすることで自分がどうしたら良いのか、この先の方向性が見えてきます。
結果的に、営業をしなくても自然と売れていくことに繋がります。
ひとつずつ見てきましょう。
市場・顧客
ここで見ていくものは大きく2つです。
1)市場規模
この言葉だけを聞くと難しそうに感じると思いますが、簡単にいうと「お客様の数」です。
例えば、日本であなたの見込み客が20人しかいない場合。
どんなにその商品が良いものだとしても、20人以上の売上は見込めません。
それでは、日本であなたの見込み客が20000人いたらどうでしょう。
売上が上がる可能性は1000倍に膨れあがります。
つまり市場規模とは、お客様が少ないのか、多いのか、ということです。
2)市場の動向
✅成長市場?衰退市場?
これから伸びていく成長市場なのか、どんどん落ちていく衰退市場なのかによっても、今後の可能性は変わっていきます。
衰退市場が絶対だめ!ということではなく、やり方によってはチャンスがあります。
ただ誰が見てもわかりやすくチャンスが大きいのは、成長市場ということです。
このように大きな視点で見ることがまず大切です。
✅お客様の動向
大きな視点も大切ですが、小さな視点で見ることも大切です。
お客様のニーズや行動、こういうところもしっかり見ていきましょう。
例えば車です。
同じ車でも、ドライブ用の車を探している人と、通勤用の車を探している人。
それぞれ車に求めている価値は違います。
ドライブ用の車を探している人は、荷物スペースの広さや運転のしやすさを求めているかもしれませんし、通勤用の車を探している人は、何よりも燃費が良さを求めているかもしれません。
あなたのお客様は、どんな価値を求めているのか、これを考えることがとても重要です。
マーケティングでいう、マクロ・ミクロという言葉を聞いたことはありますか?
大きな視点のマクロ・小さな視点のミクロ、どちらの視点も必要です。
競合
あなたの競合は多いのか少ないのか、強いのか弱いのかによって戦略が変わってきます。
ここで必要なのは2つの視点です。
個人で仕事をしている人で例えてみましょう。
✅出ている結果
・成功者の特徴
・売上規模
・価格設定
どんな人がやっているのか、売れている人はどんな人なのか、売上規模はどのくらいなのか、価格設定はどのくらいなのかを見ていきます。
そして、どういった理由でこの結果が出ているのかを次に見ていきます。
✅結果が出た理由
・集客方法や頻度
・販売プロセス
・優位性がある点
集客はなにを使って、どのくらいの頻度でやっているのか、その人の優位性つまりアピールポイントはどこなのか、セールスの販売ページはどのようになっているのか、このあたりを見ていきます。
こういうストーリーを書いてセールスしてるんだな!
この部分に優位性があるから成功してるんだな!
というところを分析していきましょう。
自社
✅強み・弱み
✅他社にない優位性はどこか
自社(自分)をこの2つについて分析しながら、競合との差別化ポイントを探し出し
どこで勝負したらいいか?
どの方向性に進んだらいいか?
を最終的に決めていきます。
これができるのは、3C分析をしっかり行なっているからなんです。
おすすめ動画とおすすめ本
3C分析についてわかりやすく解説してくれている動画があります。
本を読むのは苦手、何となく全体像が分かればいいという方はこの動画がおすすめです。
小学生でも学べるように授業形式になっていますので、とてもわかりやすいです。
マーケティングをもっと詳しく知りたいという方は、下の記事でおすすめ本をまとめています。
気になるものがあれば、参考にしてみてくださいね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
マーケティングはビジネスには欠かせないものになります。
そして3C分析を理解していないと、いくらノウハウやテクニックを学んでも、残念ながら意味がありません。
リサーチして分析することができない。
ということは、あなたが向かう方向性が合っているかどうかを見定める力がないということになります。
これは、目的地も決めずナビも使わず、自分が良いと思った道だけをひたすら走っているようなものです。
あなたの商品を買ってくれる人の規模はどのくらいなのか
あなたの商品を買ってくれる人が求めている本当の価値は何なのか
競合と自分との差別化ポイントはどこなのか
ここをしっかり分析することで、あなたの努力を正しい方向性へと合わせていくことができるのです。
限りある時間をムダにしないためにも、必ず押さえておきましょう!