こんにちは！mikaです。
本記事では、売上が上がらない人がやりがちな1つの過ちについて解説していきます。
前回は、日々を楽しくするための「返報の原理」についてご紹介してきました。
・毎日楽しく暮らすうえで、お金は必要。
・今後の日本は、格差社会となることが予想されている。
・今の生活を守るためには、収入アップが好ましい。
・そこで大事な考え方は、「見返りを求めない」こと。
・見返りを求める原因は、雇われる働き方に慣れてしまったから。
・「返報性の原理」への理解が収入アップにつながる。
前回の記事はこちら
今回はその収入アップをするうえで、必ず必要になってくる集客についてご紹介していきます。
どんな商品でもサービスでもお客様がいなければ、売上をあげることができません。
この売上が収入アップにつながっていきます。
その売上を上げるための「集客」ここが下手な人がとても多いです。
初心者の人がやりがちな過ちについてご紹介していきますので、ぜひあなたの収入アップに役立ててくださいね！
初心者の過ち：メリットだけを伝える
メリットだけで人を動かそうとするのはよくある初心者のよくあるミスです。
メリットだけでは、人は動きません。
実際にイメージしてみましょう。
あなたは下記のようなダイエット食品を販売する仕事をしています。
商品特徴
・料金は1000円で競合より安い
・1度購入したら2回目以降は割引価格
・成分にこだわっていて無添加食品
あなたならどのように、目の前のお客様に伝えますか？
結論、商品特徴をひたすら頑張って伝えることが、メリットだけ伝えるということです。
・料金は1000円で他社だと2000円くらいするので、かなりお得ですよ！
（安いというメリットで人を動かそうとしています）
・2回目以降はずっと割引価格で購入できるので、かなりお得です！
（購入した人にしかない特典というメリットで人を動かそうとしています）
・成分にかなりこだわった商品なので、体に悪いとされている添加物は一切含まれていないんです！健康を一番にしながらダイエットもできるので一石二鳥の商品です！
（健康に良いというメリットで人を動かそうとしています）
こんなふうに営業をされたこと、みなさんもあるのではないでしょうか。
むしろよくある光景ではないかと思います。
しかしこれは、集客として理想的なかたちではありません。
メリットだけで人は意外にも動かないからです。
みなさんがこのように営業されたときを思い出してみてください。
メリットだけで購入するのなら、あの商品もあのサービスも購入しているのではないでしょうか？
自分が購入しないように、人はメリットだけでは購入しないのです。
・それで売れたことあるけどな・・
・買ったことあるけどな・・
そう思う方ももちろんいると思います！
ゼロでは決してありません。
そこついて解説していきます。
メリットで動く人は10人中1人！？
結論、メリットだけで動く人は一定数いらっしゃいます。
その割合は10人に1人〜2人程度となり、かなり少ないことが考えられます。
それぞれ価値観があって当然のことなので、大前提おかしくもなんともありません。
しかし、あなたが集客をするという立場で見た場合、どうでしょうか。
1〜2人しか動かないメリットを伝えるよりも、残りの8人〜9人が動く術を身につけた方が、結果的にうまくいくことが想像できるのではないでしょうか。
余談ですが、メリットだけ動く人、それはどんな人だと思いますか？
経営者や投資家の人など、すでにお金をたくさんもっていて成功している人だと思いませんでしたか？
かなりの偏見で申し訳ないのですが、人やサービス、商品に対して、メリットだけを求めてきたからこそ、成功があるのだと思っていました。
実はそうではないのです。
この後進んでいく前に、ここをしっかり理解しておきましょう。
まずは、どうやって人を動かしたらいいの？という疑問について、解説していきます。
人を動かす答えはコレ！
結論、下記の3つが答えです。
信頼関係
→今までのつながりを通じて、その人を信用できるかどうか
ギブ&ギブ
→自分に対してどれだけギブをしてくれているかどうか
見返りを求めない
→その人に対してお返しをしたいと思っているかどうか
これは、前回の記事でご紹介した総まとめのようなものです。
・こんなにお得ですよ
・こんなサービスしますよ
・こんなに儲かりますよ
このようにメリットは世の中にはたくさん溢れています。
繰り返しになりますが、人は意外とメリットでは動きません。
ではなにで動くのか？
よくしてもらっているから、お礼でなにか返そう
これのほうが人は圧倒的に動きます。
お分かりでしょうか。
結局は返報性の原理です。
集客がうまくいかない人は、この原理を無視してメリットばかりを伝えています。
集客が上手い人は、見返りを求めずとにかくギブをして与えています。
ギブを普段から日々繰り返すことで、何か機会があったとき「良かったらきませんか？」と声をかけるだけで、「いつもよくしてもらっているから全然いきますよ！」と頭を下げてお願いせずとも人が集まってくれるのです。
ここがとても重要です。
これがあるから集客は成り立つということをおさえておきましょう。
今うまくいっていない人は、ここから見直していきましょう。
どうしたら、ギブを与え続けることができるのか、仕組みを考えることも必要になってきます。
ここで
・自分にはギブできるようなスキルはない
・自分の仕事にどう活かしたらいいのかわからない
こんな疑問もでてきましたね！
スキルは必要ありませんし、あなたの仕事にもギブできることは溢れています。
・あなたが道を歩いているとき、目の前の人が、ハンカチを落としたら拾って渡しませんか？
・あなたが車を運転しているとき、なかなか曲がれない車がいたら、とまってゆずりませんか？
この普段のギブを、仕事をする場面でもぜひ行ってください。
「相手が喜ぶことをする」
大小ではなく、これがギブなんだという感覚をまず掴んでおきましょう。
アーティストを例に見てみよう
人気アーティストのライブチケットが即日完売してしまう理由は、音楽を通してギブをしているからです。
みなさんは、好きな曲やアーティストはいますか？
その音楽を聞いて「良いな」と心地よくなったり、感動したり、辛いとき励ましてくれたりした曲が、みなさんもあるのではないでしょうか。
ここでは安室ちゃんを例にしていきましょう。
安室ちゃんの音楽をいろんなかたちで、いろんな場所で聞く機会があります。
それを聞いた人たちが、「心地よさ」を感じたり、「感動」したり、「元気」をもらって勇気づけられたりします。
これは、音楽を通してギブをしているということです。
結果、いざライブをやりますというときに、人がたくさん集まってくるのです。
音楽を通じて人々に感動や喜びを与え、たくさんのギブをしていることが、成功の鍵となっているのです。
みなさんがやりたい集客は、こういう集客ではないでしょうか。
「お願いします！」と一生懸命あたまを下げて人を集めるのではなく、「よかったら来ませんか？」で人が自然と集まることが、理想だと感じていると思います。
これを叶えるためには、普段からどれだけギブをしているかに戻ってきます。
・どうしたらより多くの人にギブができるか
・普段から自分はどれだけの人にギブをしているか
ここを考えていきましょう。
今日からスタートできるギブの習慣
結論、毎日3人に心から喜ばれて感謝されることを習慣にしていきましょう。
これができれば、必ず誰でも成功できてしまいます。
例えば、これを1年間続けてみましょう。
1日（3人）✖️1年（365日）＝1095人から感謝される計算となります。
1000人以上の人に感謝されている自分になれたとき、「イベントやるので来ませんか？」と声をかけたらどうなるか。
残念ながら全員は集まりません。
ただ、そのうちの3%の人が来てくれたらどうでしょうか？
30人もの人が頭を下げなくても集まってくれるのです。
・そもそもそんなに人に会わないし・・
・3人は多すぎる・・
そう感じた方もいるかもしれませんね。
ギブを与えた人が多ければ多いほど、集客につながるのは事実です。
ですが、1日1人に喜んでもらうのスモールステップでもまったく問題ありません。
まずはできることからやってみることが大切です。
そのためには
・どうしたらいろんな人に喜んでもらえるのか
・どうしたらいろんな人に価値を提供できるのか
を考えていきましょう。
次に、なるべく多くの人に提供する方法について、解説していきます。
WEBを活用して多くの人に届けよう
結論、WEBを活用していきましょう。
YouTubeやブログ、みなさんがよく使うLINEも活用できるひとつです。
発信する内容は、情報でもサービスでもなんでも構いません。
ここではLINEを使って発信してみましょう。
フィットネスジムを例にしていきます。
（500名の会員様がいる設定にします）
下記が会員様にギブしたい内容です。
・トレーニングの動きについての動画
・新サービスについてのご案内
・栄養素についての新事実
会員様500名に対して、ひとりひとりリアルで届けるのはかなり大変です。
リアルに伝えるとしたら、会えないと伝えられないですし、たとえ300人に会えても300回伝えるための労力もかかります。
時間もかなりかかることが予想できますね。
LINEだったらどうでしょうか？
一気に500名に届けることができますし、内容を作ってしまえばあとは送信するだけなので、かかる労力は1回分です。
情報でもサービスでもなんでも構いません。
WEBを活用して、たくさんの人へ価値を提供していきましょう。
仕事は信頼を稼ぐ手段
仕事はお金を稼ぐ手段だと思っている方が多いと思います。
私も過去はそう思っていました。
でも今は
仕事は価値を与える手段
という考え方にアップデートしました。
これは、青木創士さんという方の言葉です。
仕事を通して、価値を与えている。
価値を与えることによって、信頼を稼いでいる。
この信頼さえ稼いでいれば、お金はいくらでも後からついてくる。
この考えに変えただけで、目の前の出来事にいちいちつまづかなくなり、落ち込んだとしても、切り替えられる余裕ができるようになりました。
しかし、ここについてはいろんな意見があると思います。
これが絶対の正解でもないですし、それぞれの生き方や考え方があって当然です。
ただ、どんな生き方でろうと共通することは、収入がなければ生活が苦しくなるということです。
そして収入は、働いて手に入れているかたがほとんどだと思います。
その働いている時間は、笑っていても怒っていても、楽しくても辛くても、同じように時間が過ぎていきます。
限られたじぶん時間が、どう考えたらあなたにとって心地良い時間になるのかを、考えるきっかけにしていただけたら嬉しいです。
さいごに
いかがでしたしょうか。
実際行動してみても、すぐに結果はでないかもしれません。
相手の喜ぶことがうまく汲み取れず、求められていないギブをしてしまうとき、あると思います。
完璧にできなくて、当然です。
メリットではなく、相手が喜ぶことを。
これさえ忘れなければ、必ず後から結果はついてきますので、信じて続けてみてくださいね！
最後までお読みくださり、ありがとうございました🍀
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